パステルアートについて
パステルアートは「パステル」という画材を削った粉を画用紙に描き広げるアートです。
絵が苦手な人でも、描くことが初めての人でも、どなたでも簡単に描くことができ、必要な道具も手軽に手に入ることから、お子様からお年寄りまで、幅広い年代に親しまれています。
作品作りを楽しむための描き方に特化したパステルアート、医療・福祉・教育の現場でのアートセラピーとしても用いられています。
パステルアートのルーツと発展
パステルアートのルーツは1995年に発表されたパステルシャインアートです。
一般的にパステルを削ってパウダーにしてのばす技法は絵の背景などに以前から使われていましたが一枚の絵にヒーリングアートとして初めて完成させたのがパステルシャインアートと言われています。
その後、パステルアートを学んだ人が独自の技法やコンセプトを織り交ぜて発展させたことにより、誰でも簡単に素敵な絵が描けるパステルアートの世界が広がっていっています。
<<主な協会>>
・パステルシャインアート
・パステル和(NAGOMI)アート
・日本福祉パステルアート
<<当校で受講できる講座>>
・各種パステルアート講座
パステルアートの描き方
パステルアートはたくさんの種類がありますが、基本的にはパステルを削って粉にして描く流れは共通です。
ご自分の感性に合った作風のアートを楽しんでみてくださいね。
●画用紙を準備する。
作品のイメージに合わせ、画用紙を用意し、正方形の四辺をテープでマスキングします。
●パステルを削って粉にする。
コピー用紙の上に使いたいと感じた色のパステルを削り、粉状にします。
●指やコットンで色を伸ばす。
粉状にしたパステルを指やコットンで画用紙の上に伸ばしていきます。粉の量、力加減で色の強さを調整できます。自分好みの色を見つけていきましょう。
●型紙、テンプレートを使って好きな形を作る。
型紙・テンプレートを使うと色々な形を組み合わせた作品を描くことができます。
●消しゴム、練りゴムで光を描く。
画用紙に塗ったパステルは消しゴム、練りゴムで色を消すことができます。消し加減で作品の光を生み出すことができます。
パステルアートを描く(動画)
実際にパステルアートを描く様子をご覧いただけます。(音声あり)